■ASPサービス
概要
ASPとは、アプリケーション・サービス・プロバイダの略で、ネットワークを通じて、アプリケーション・ソフトウェアおよびそれに付随するサービスを利用させること、あるいは、そうしたサービスを提供するビジネス・モデルを指します。
つまり、システムを開発することに対して料金を払うのではなく、サービスを利用することに対して料金を払うのです。共同センタ方式とも言います。
センタの設備と、アプリケーションを共同利用することによって、サービスを安価に利用できるようになります。システム構築に必要な機器は高価なものが多いですから、多くの利用者でシェアできれば、安価にできます。
利用者からのアクセス方法
また、利用者からのアクセス方法としては、インターネットを利用する方法、専用線/ダイアルアップの電話線を利用する方法等があります。
セキュリティー的には、専用線/ダイアルアップの電話線の方が優れていますが、遠隔地からの利用の場合の通信料金が高くなってしまいます。インターネットで、SSL(Secure Socket Layer の略で,暗号化された安全な通信を提供します)を利用すれば、利用者とサーバー間の通信の安全は守れます。
カスタマイズなし、回線の共有に注意
通常は、お客さま毎のアプリケーションのカスタマイズはできません。
しかし、もし、お客さま毎の個別のカスタマイズがダイナミックに簡単にできる仕組みができれば、ひとつのアプリケーションで、お客様の色々なご要望にお答えできるようになるかもしれません。(汎用テレメトリエンジンは、その一つの仕組みの例です)
また、電話回線を使った通信を行う場合などでは、定期検針のような長時間の回線の占有がある場合は、お客さま毎に、その実行日時が重ならないように、予め調整することが必要になります。
利用者が多くないと成り立ちません
ASPを提供する側から考えますと、設備やアプリケーションの開発等のコストを補えるだけの利用者がいないと、赤字になってしまうとこになります。あるいは、非常に高額な料金となってしまいます。
トップページで、「多くの方からのご要望をいただきましたら、サービスをご提供できる可能性が高くなります。 」と書いたのは、そのような理由からです。
ASPサービスのご要望はありますか?
開発を依頼するのは、費用面で難しい、でもASP方式で利用できるならぜひしたい、と思われたなら、ぜひご要望をお聞かせください。たくさんの方からご要望をいただければいただくほど、ご提供できる可能性は高くなります。
ASPサービスを望んでいらっしゃる方は、「ASPサービスご要望フォーム」から、ご連絡ください。